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慰安婦問題 (アングレーム国際漫画祭) : ウィキペディア日本語版 | 慰安婦問題 (アングレーム国際漫画祭)[いあんふもんだい] 本項ではアングレーム国際漫画祭において取り上げられた慰安婦問題について解説する。 ==概要==
2013年8月13日、韓国政府女性家族部は11月に旧日本軍の従軍慰安婦問題解決のため教育・広報用の漫画を制作し、2014年1月 - 2月にフランスで開催されるアングレーム国際漫画祭にも出品すると表明した〔統合ニュース 2013/08/13 17:25 慰安婦問題を漫画で伝える 外国語版も制作=韓国〕。本人達の証言を基に元慰安婦の幼少期から動員の過程、慰安婦としての生活、帰国後の生活、老後などの生涯や、慰安婦問題関連を漫画にし、またそれとは別に韓国の漫画家が参加する短編漫画も制作し、国内の学校や外国語に訳して国際社会にも配布し紹介するという〔。同部の趙允旋長官は同日、ソウルの同部庁舎でアングレーム市長や同国際漫画祭組織委ディレクターと面会して協力を要請した〔。趙長官は「旧日本軍の慰安婦問題は性暴力犯罪にとどまらず、人権を侵害する犯罪行為であり、国際社会にきちんと伝えこうした蛮行が繰り返されないようにすべきだ」と述べている〔。 同年12月、アングレーム漫画祭事務局が韓国政府や作家団体が従軍慰安婦問題をテーマに展示を行うことを発表した〔読売新聞 2013年12月1日 韓国、「慰安婦」テーマに展示へ…仏の漫画祭【パリ=三井美奈】 "来年1~2月にフランスで開かれる「アングレーム国際漫画祭」で、韓国政府や作家団体が、いわゆる従軍慰安婦問題をテーマに展示を行うことが決まった。漫画祭事務局が発表した。韓国側には、欧州各国の日本漫画ファンが集まる行事を使い、歴史問題で日本批判を強める狙いがあるとみられる。在仏日本大使館は事務局に対し、「一国の主張をそのまま伝えることは、『漫画を通じた国際理解』という同祭の趣旨に沿っていない」との見解を伝えた。同漫画祭は仏南西部アングレーム市で毎年開催される欧州最大級の漫画イベント。事務局のアジア担当者ニコラ・フィネ氏は、「(慰安婦問題で)日韓の対立があることは認識しているが、問題が難しいからといって断る理由にはならない」と述べた。"〕。在フランス日本国大使館は事務局に、「一国の主張をそのまま伝えることは、『漫画を通じた国際理解』という同祭の趣旨に沿っていない」との見解を伝えた〔。一方、事務局のアジア担当者ニコラ・フィネ()は、「(慰安婦問題で)日韓の対立があることは認識しているが、問題が難しいからといって断る理由にはならない」と述べている〔。この件を報じた読売新聞は、「韓国側には、欧州各国の日本漫画ファンが集まる行事を使い、歴史問題で日本批判を強める狙いがあるとみられる。」と論評した〔。またフランク・ボンドゥ組織委員長は、「日本から韓国の慰安婦企画展を撤去せよという圧力があったが、慰安婦の漫画は平和のためのものなので、私たちは韓国と同じ声を上げることにした」「慰安婦企画展は隠されてきた歴史を知らせるもの」として、在仏日本大使館の要請を退けた〔朝鮮日報 慰安婦:「日本から圧力あった」 仏漫画祭組織委員長 2014/02/03「慰安婦企画展は隠されてきた歴史を知らせるもの」 〕。
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